Complete text -- "BLUENOTE"
20 September
BLUENOTE
Brass Festivalも無事終了。StAは、その形態から他バンドと掛け持ちしているメンバーも多い。俺も、別のバンドで演奏していたが、それなりにいいステージだったと思っている。さて、多少古い話題になってしまうが、これについて触れないわけにはいかない。ZAKZAKから引用させてもらう。
大阪におけるジャズの“聖地”「大阪ブルーノート」(大阪市北区梅田)が来夏閉店。運営する阪神電鉄の子会社、阪神コンテンツリンク(同市福島区)では、新たに米エンターテインメント情報誌で有名な「ビルボード」と組んで新規事業に打って出る。阪神タイガースだけでない、阪神電鉄の音楽戦略とは−。
音楽好きであれば、BLUENOTEという言葉は知っている人が多い。もともとはJAZZレーベルであるが、アートワークの斬新さ、美しさから、レコードジャケットだけでも芸術として成り立ち、ジャケットコレクターもいるという。「上質のJAZZ」なんていう言葉をあてることもあるが、そんなJAZZを中心としたショウスペースとして、ライブハウスも存在している。
日本でも東京、大阪などにBLUENOTEを冠したライブハウスがある。大阪では当初から、JAZZだけにこだわらず、幅広いジャンルのアーティストが出演し、好評を得ていた。一部のJAZZファンからは、「BLUENOTEを名乗るにふさわしくないブッキング」とも言われていたようだが、そもそも厳密な音楽のジャンル分けなど不可能。ジャンルはともかく、俺は「上質の音楽」を楽しめる場所であったと思っている。
俺自身、これまでにも何度か足を運んでいる。一番印象に残っているのは、10年ほど前の「ナニワエキスプレス」復活ライブ。当時のBLUENOTE大阪にはステージ上手側、真横から見られる席があった。そこに陣取り、真横からナニワのメンバーたちの熱いプレイを堪能した。青柳 誠さん(SAX)の、循環呼吸で吹き続けながら客席を走り回るという暴挙を見せられたのがこのとき。俺の循環呼吸は、ここがルーツだったかもしれない。予定時間を越えてもライブは続き、もう2ndステージの時刻になろうかという頃に、ようやく終了。目の前を通って楽屋に戻るメンバーに手を差し出すと、東原力也さん(Drums)がハイタッチをしてくれた…。
さて、記事はこう続く。
同社の北口正人常務は「これまでジャズという制約があったが、新生ビルボードライブでは、国内外からアーティストを集め、いろいろなジャンルの音楽を提供したい」と話し、「極端な話、クラシックもありえる」(宮崎社長)クラブになるという。
今まで、十分に「JAZZという制約」から外れ、それが認められてきた実績がある。今までのBLUENOTEブランドをあえて取り去るからには、それだけのものをぜひとも提供してもらいたいと思う。
billboardも、音楽ブランドとしては十分メジャーである。しかし、これまでのBLUENOTEに太刀打ちできるのか。バナナホールの騒動に続き、梅田界隈のライブハウスシーンは、これからもざわざわし続けるのかもしれない。
Comments
kitam wrote:
うむうむ。
09/20/06 23:30:04
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